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2025-11-10

USPTO 審査官面接(インタビュー)運用変更のお知らせ

米国特許商標庁(USPTO)は、2025年10月1日付で審査官の評価計画(PAP)を改定し、面接(インタビュー)の運用を変更しました。

1. 変更の要点

・審査官が業務評価の対象として補償を受けられる面接時間は、1つの「審査ラウンド」あたり最大1時間に制限されます。「審査ラウンド」とは、出願日(またはRCE提出日)から、次のRCEが提出されるまでの期間を指します。

・1つの審査ラウンド内で2回目以降の面接は、上級審査官(SPE)の承認と「審査の進展」の証明が必要です。

・ 最終拒絶理由(Final Office Action)後の面接が、審査官の裁量により拒否されやすくなることが予想されます。

2. 推奨される対応
面接の機会が制限されることを考慮し、面接機会を最大限に活用するため、最初の拒絶理由(Non-Final Office Action)の段階での面接実施を推奨します。

この変更を受け、弊所も面接のタイミングと戦略についてより細心の注意を払って対応してまいります。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。